2012年12月30日日曜日

鋸山林道(奥多摩)の大ダワから大岳山(子連れ)

2012年12月29日(土)

久しぶりの更新です。10月下旬に一人で歩いた奥多摩三山+御岳山のルートの中で、いつか子供を連れて歩いてみたいなと思うルートがありました。鋸山林道にある大ダワから大岳山までのルートです。全体的に緩やかなルートで、最後だけ少し急なのぼりがあります。


二人の娘(6歳と4歳)に登山靴やウェアを買い揃え、事前に準備をしていましたが、前日は雨。当日も朝まで雨か雪という予報で、前日夜に中止としていました。しかし予報どおりでしたが翌朝には雨が止み、青空が見えてくると、やっぱり出かけたくなり、急遽出発することにしました。

鋸山林道へは、車で国道411号線を使って奥多摩まで行き、奥多摩駅を過ぎて少し進んだところで左折します。そこからの路面は雪が積もっており、車2台分の轍が残されていました。ノーマルタイヤの私の車では、途中「無理かも?」と思う程度にタイヤを空転させながら進んだのでした。多分翌日以降は凍ってしまい、さらに条件が悪くなると思うので、これから車で向かう予定の方は、注意が必要でしょう。

そんなこんなでなんとか大ダワに着きました。大ダワは標高994m。ここに車を停めて大岳山(標高1226.5m)を目指しました。

・・・結論から言うと、雪と戯れながら1km程進んで、らーめんを作って食べて、帰ってきたのでした(笑)



国道411号線で奥多摩駅を越えた後、愛宕橋の
手前を左に曲がり、鋸山林道に入ります。

鋸山林道は昨夜の雪が積もっていました。

大ダワから大岳山を目指します。

らーめん作って食べてます。

凍るとすべるかもしれません。展望もゼロだし
寒いということで引き返すことにしました。

無事に大ダワに戻ってきました。

子供の服装はユニクロとモンベルが中心で、詳細は以下のとおり。


ベース:ユニクロ ヒートテックを2枚重ね
中間着:ユニクロ マイクロフリースフルジップパーカ
アウター:モンベル O.D.パーカKid's。
防寒用に、ユニクロのライトポリフィルダウンパーカー


タイツが無かったので、幼稚園のジャージにモンベルのO.D.パンツKid'sを重ね着。
靴、靴下ともにモンベル。

手袋は毛糸のものでしたが、雪いじりをしたり、転んで手をついたりしたために濡れて使い物になりませんでした。
モンベルのO.D.パーカ、O.D.パンツともに夏物なのでちょっと寒かったみたいです。一緒に歩く大人も普段よりペースが遅く、運動量が下がるので、防寒対策が必要かもしれません。


2012年10月22日月曜日

10月、奥多摩三山縦走(日帰り)

2012年10月20日(土)

前回の山行から1ヶ月半以上経ってしまいました。久しぶりに日帰りで長い距離を歩きたいなと思い、奥多摩三山方面へ行くことにしました。三頭山、御前山を登った後に、鋸山から奥多摩駅へ下りるか、時間的、体力的に問題が無ければ、大岳山、御岳山まで足を延ばして、JR青梅線の古里駅か御嶽駅まで歩く、という計画です。

三頭山へは山梨側の余沢から登ります。余沢は奥多摩駅から小菅行きのバスで40分弱のところで、7時25分奥多摩駅発のバスに乗れば、8時過ぎに登り始めることができます。

この時期の日没時間は17時ちょうどくらいですので、日中の行動可能時間は9時間弱。最終目標地の御嶽駅まで歩いた場合、コースタイムは13時間半くらいですので、日没後も歩くことになりそうです。コースタイムより2割くらい早めに歩いて、17時半頃に御岳山に着くことが出来れば、そこからは舗装路ですので、特に危険は無いという判断です。もちろんヘッドライトを携行します。



余沢のバス停。

右奥に見えるのがトイレ。登山道は画面左手方向に入ります。

道は歩きやすく、道標もあります。

複数の木にテープが巻いてあるのは目印しょうか。

まだ紅葉していませんでした。

神楽入ノ峰(標高1,447m)

三頭山に近づくと少し紅葉していました。

西峰、中央峰、東峰の三つの山頂からなる三頭山。
写真は中央峰にて。

一番高いのが中央峰(標高1,531m)、
三角点があるのは東峰(標高1,527.5m)
三頭山には、先客が大勢いたので、足を止めることなく、鞘口峠まで進みました。このあたりは都民の森というエリアで散策路が多数あるようです。人とすれ違うことも多くなり、道を譲ったりしてペースを稼げませんでした。

鞘口峠で昼食休憩をとり、月夜見山に向かうところでは、車道にでたり、車道近くの山道を歩くため、オートバイや車の音がうるさく、若干排気ガス臭くて、あまり快適とは言えませんでした。また疲労が出始めたところでもありました。

鞘口峠(標高1,142m)で昼食休憩。

雲取山方面。今回のルートは全体的に展望に乏しい感じ。

月夜見山に向かう途中に2回くらい車道にでます。

月夜見山山頂(標高1,147m)。展望なし。

月夜見山から御前山までは、標高を100m下げてから350m登るため、稜線を歩くというよりは、ひと山登るという感じです。御前山の先、大ダワまでも300m弱下ったと思います。

大ダワから大岳山までの道は、緩やかな縦走路になります。展望も若干良くなり、この間は、気持ちが良い道でした。それでも最後の方で150m程登らされるのですが…。大岳山の後は日が暮れてきたので巻き道を使いながら御岳山へ急ぎました。

月夜見第二駐車場から登山道に入ります。
小河内峠(標高1,050m)まで下りつつ。
惣岳山(標高1,341m)まで登るところでかなりバテました。

御前山(標高1,405m)に到着。

クロノ尾山を経て鞘口山(標高1,142m)へ。

大ダワに到着。トイレあり。ここまで車で来れるのですね。 

トリカブト発見。

大岳山まで来てやっと展望が開けました。

平野部が見えます。富士山は雲で見えませんでした。

大岳神社を16時半頃通過。だんだん暗くなってきました。

日も暮れたので、鍋割山、奥の院を巻いて御岳山到着は17:40

御嶽山ケーブルカーの最終が18:30でしたが乗らず、
結局、御岳山山頂から御嶽駅まで歩きました。


タイムは若干遅れましたが、何とか想定内の山行で、当初の目標をクリアすることが出来ました。御岳山からは夜景が綺麗でしたが、コンパクトカメラしか持ってきておらず、三脚もありませんでしたので、写真は撮りませんでした。また明るいうちに来ることにします。

最後に、通ったルートのメモと地図。
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余沢 8:07
神楽入ノ峰 10:09
三頭山(西峰) 10:33
三頭山(中央峰)10:40 
三頭山(東峰) 10:41
鞘口峠 11:16 (35分休憩)
風張峠 12:23
月夜見山 12:43
月夜見第2駐車場 12:53
小河内峠 13:19
惣岳山 14:06
御前山 14:21
クロノ尾山 14:49
鞘口山 15:02
大ダワ 15:18
大岳山 16:21
御岳山 17:40
JR御嶽駅 19:28

余沢~三頭山~御前山~大岳山~御岳山~JR御嶽
https://goo.gl/RT5dtG



2012年9月22日土曜日

釣りのはじまり


まさかの釣りネタ1回目。続くかどうか…。

ここ15年以上、釣りなどしていなかったのですが、1ヶ月程前に突発的に釣り竿を買いました。買ったのは1.5mの振り出し竿で、お値段たったの714円。同時にタナゴ釣り用の小型のハリ(ハリス付き)と0.3号のミチイト(50m巻)、雑魚ウキという名称で売られていた小型のトウガラシウキと小型のハリス止め、重りには8号のガン玉を購入しました。竿込みの総額は2,000円弱です。

夕方、家に帰ってから仕掛けを作り、既に陽は傾いていましたが、子供二人を連れて近所の水路に出かけました。エサは数年前に熱帯魚屋さんで買った冷凍赤虫。

日が沈むまでの小一時間でポイントも定まらず、冷凍赤虫がハリに掛けにくかったり、子供にも竿を持たせたりして、落ち着いて釣りが出来ませんでしたが、なんとか小フナが一匹釣れたのでした。

後日、エサをチューブ入りの練りエサに替えたことで、エサ付けが楽になりました。仕掛けも多少の試行錯誤をしながら何度か同じ水路に通い、安竿を3本追加購入して、近所の子供を連れて出かけたりもしながら、数回の釣行で合計90匹くらい釣れました。

3~6才の子供を連れて行きましたが、なんとかアタリを理解して、多い時は10匹以上釣りあげており、親子で楽しめました。

釣れた魚で圧倒的に多いのがクチボソで、あとはフナ、コイが少々。残念ながらタナゴは釣れませんでした。私が子供の頃は、同じ場所でタナゴがとれたのですが、もういないかもしれません。今後も近場(埼玉南部の荒川水系)を中心に出かけてみようと思います。


よく釣れるのはクチボソ。1~2時間で数十匹釣れることも。

小さな仕掛けですが、たまにコイも釣れます

エサは卵の黄身に小麦粉を混ぜただけのものでもOKですが、
市販のチューブ入りのものは長期保存もできて使いやすいです。

写真は、マルキューの「川小物ネリ」

仕掛けは出来上がっているものを買っても良いでしょう。
写真は、まるふじの「K-018 特選たなご スレ鈎 木目ウキ」



2012年9月10日月曜日

9月、大雪山(旭岳)日帰り


2012年9月1日(土)~2日(日)

法事で札幌へ行く用事が出来て、羽田-新千歳の飛行機を調べているうちに、スカイマークの成田-旭川の航空券が安い事を知りました。色々考えた末、旭川経由で旭岳登山を絡めた計画にしました。

旅程は一泊二日。1日目は昼頃から日帰りで登山をして、夜は麓でテント泊。2日目は早朝に札幌まで移動をして午前中に法事。夕方までには旭川に戻る…という計画です。わざわざ法事の時まで山へ行かなくても…と思うのですが、それだけではなく、友人Iもついてくることになりました。法事なのに、です。(笑)

往路のフライトは成田8時出発で、旭川空港到着は9時45分です。空港から旭岳へ向かうバスも接続しているようでしたが、我々はレンタカーを使いました。

最初に空港から一番近いAコープに寄って、水、食糧、ガスボンベを購入しました。ガスボンベは機内に持ち込むことができないため現地調達をしなくてはなりません。(ガスボンベは手荷物として預けることもできません。)ストーブはカセットコンロ用のCB缶に対応しているイワタニのカセットジュニアバーナー(CB-JRB-2)を用意しました。アウトドア用のストーブに使用できるOD缶が現地で確実に手に入るのか分からなかったからです。AコープにCB缶の在庫があることを事前に確認していましたが、3本セットしかなかったため、余ったものは札幌の親戚に譲りました。

昼前には旭岳ロープウェイの山麓駅に到着。近くの無料駐車場は満車でしたが、ちょうど空きがでたので、待たずに停める事ができました。余分な荷物を車に置いて、ロープウェイの駅舎に向かいます。駅舎にはお店や食堂の他に、コインロッカーもあるので車が無い場合でもここに余分な荷物を預けることができそうです。食堂でラーメンを食べた後、ロープウェイに乗りこみ、すがたみ駅から登山を開始しました。

すがたみ駅から山頂までのコースタイムは往復で4時間半程度。気温は20度前後。途中からガスが出てきたため、頂上に着くころには展望は無くなってしまいました。荷物が軽かったこともあり、登り1時間半、下り1時間程度で歩けましたが、頂上でガスが晴れるのを期待して長居したのと、下山してからは、すがたみ駅周辺を散策したため、ロープウェイで山麓駅に下りたのは17時頃になりました。


旭岳ロープウェイ山麓駅の立派な駅舎


ロープウェイはこの時期、15分間隔で運転しています。

本州とは明らかに違う広大な景色


すがたみ駅から歩き始めます。
登山ではなく、周辺の散策のみをしている方も多いです。

出発点がいつまでも見えるため進んでいないみたいな感覚でした。

地獄谷では噴気活動を間近に見ることができます。


雪に浸食された裾野

旭岳の頂上とその手前にある金庫岩が見えてきました。

9合目に到着

金庫岩
近くにニセ金庫岩があり、迷うことがあるそうですが、
今はロープが張ってあったので問題無さそうでした。

旭岳山頂に到着

裏旭キャンプ指定地方面
すがたみ駅周辺には池がたくさんあります。

森林限界は標高1,400mと低く、ロープウェイ駅を
おりたらすぐに高山植物を見ることが出来ます

帰り間際にすがたみ駅から旭岳山頂が見えました

下山してからは、車を旭岳青少年野営場に移動して幕営しました。夕食を済ませてから近くにあるホテル「ラピスタ大雪山」でお風呂に入り、ラウンジで飲んだりしてテントに帰りました。翌朝、友人Iは旭川に滞在し、私は車で札幌へ。札幌でレンタカーを乗り捨てて、法事を済ませた後は、すぐに旭川に戻りました。札幌滞在時間は4時間半程度。旭川へは青春18切符を使いたかったため鈍行で行きました。特急を使えばもう少しゆっくりできたのですが・・・。そして旭川駅で友人Iと合流し、空港に着いてから友人Iの飛行機の日付が翌日だという衝撃の事実に気がつき、再び別行動になりました(笑)

旭岳青少年野営場は幕営地まで車を入れることが
できませんが、リヤカーを貸してもらえます。

ストーブはCB缶が使えるイワタニのCB-JRB-2を用意


最後に、通ったルートのメモと地図。
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すがたみ駅 12:12
大雪の鐘 12:26
旭岳石室 12:28
6合目 12:44
7合目 12:55
8合目 13:14
9合目 13:28
金庫岩 13:34
山頂 13:41(1時間15分滞在)
8合目 15:12
7合目 15:19
旭岳石室 15:43
噴気活動展望台 15:49
夫婦池 15:58
すがたみ駅 16:19

すがたみ駅~旭岳山頂(往路)
https://goo.gl/cGb7jh

旭岳山頂~すがたみ駅(復路)
https://goo.gl/iQqdxq