2013年10月5日土曜日

ガソリンストーブ5(おわりに)

ガソリンストーブについて、長々と書いてきましたが、なんとなくまとめてみます。

他の方のブログなどを見ますと、火力調節ができるMSRのドラゴンフライと、オプティマスのNOVA、NOVA+の評価が高いようです。プリムスのOmni fuel、Omni Lite Tiも火力調整はできるようですが、国内正規販売が無いため、あまり情報がありません。ホワイトガソリン専用では、スノーピークのギガパワーWGストーブも火力調節が可能ですが、評価は賛否両論のようです。

火力調節に拘らなければ、MSRのウィスパーライトインターナショナルが定番中の定番だと思います。昨年あたりにモデルチェンジがあり、従来より10%も軽くなったので、魅力が増しました。

これら全ては分離型になりますが、分離型ストーブは、MSRに一日の長があるように思います。

したがって下記の4機種をおすすめしておきます。持っていませんが(笑)

・MSR Whisperlite international
・MSR Dragonfry
・Optimus No.82 Nova
・Optimus No.85 Nova+

ついでに私がガソリンストーブを手に入れたい理由を列挙しておきます。

1.燃料代を節約したい。(灯油も使いたい)
2.缶ゴミを減らしたい。(燃料はガソリンスタンドで買えた方が良い)
3.災害時の備えとして。(燃料は常備してあるものが良い)
4.大きな鍋を使いたい。(重心が低い方が良い)
5.寒い時期に使いたい。
6.ストームクッカーに装着したい。

という感じになります。

1と2の理由は、ホワイトガソリンをホームセンターなどで、1リットル缶で買うと適わないので、灯油利用にするか、ホワイトガソリンを販売しているガソリンスタンドを探す必要があります。

3の理由も考えると、家の暖房と燃料を共用できる灯油が最適ということになります。ですので、灯油利用可能なモデルに絞られます。

4と5は、安定性や火力、燃焼効率を考えると、分離型にして、風防を用意する必要があります。MSRには、ペラペラの風防が付属していますが、より安定性を求めると、ストームクッカーに装着できることも魅力になるかと思います。

ストームクッカーに装着することだけを考えれば、トランギアのMultifuel Burner X2(プリムス製、国内正規販売無し)があります。火力調整が出来ないのと、値段が高いのがネックでしょうか。

そうしますと、純正アクセサリに、ストームクッカー装着用のアダプタ(※)があるOptimus Nova(Nova+)が一番良いかもしれません。
※アダプタは別売。国内正規販売は無しです。


Optimus純正、Nova用ストームクッカー装着アダプタ

Optimus Nova欲しいな~と思い、ストームクッカー装着用のアダプタだけ英アマゾンで手に入れました。まだOptimus Novaは買っていません(笑)。

以下、アダプタを眺めているうちに、Bulin社(中国)のBL100-T4に装着してみたくなったので、試してみたら上手くいったという図です。


Bulin BL100-T4の底部の袋ナットを外し、バーナー部を取り出します。


本体に、Optimus Nova用ストームクッカー装着アダプタを
付けますが、プレヒート用の皿(写真後方)は装着できません。


BL100-T4をストームクッカーに装着。予熱管はぎりぎり干渉しません。


BL100-T4 + ストームクッカー (プレヒートの図)


上記写真の通り、Bulin BL100-T4に、Optimus Nova用ストームクッカー装着アダプタを付ける場合、底部に必要なプレヒート用の燃料皿が付けられません。しかしBL100-T4のストーブ本体(チューリップ型の部分)は多少の燃料を受け止められる形状になっているため、問題なくプレヒートできました。袋ナットの締め付けを確実にするためには、スプリングワッシャー等を挟んでおくと良いと思います。

しばらくは、この組み合わせで遊ぶことにします。