2016年5月19日木曜日

新幹線鉄道開業50周年記念100円貨幣を手に入れました

今回は貨幣収集について書きます。

私は海外を旅した時に現地の貨幣を集めるのが好きなのですが、日本の記念貨幣なども少しずつ集めています。

最近ですと、先月(2016年4月20日)に発売された、新幹線鉄道開業50周年記念の100円硬貨4種類を入手しました。

1年前(2015年4月22日)、5種類が先に発売されていましたので、これで合計9種類の図柄が揃いました。


新幹線鉄道開業50周年記念100円貨幣
上段5種が平成27年4月発売、下段4種が平成28年4月発売


私は銀行で交換しましたが、造幣局の通販ではプラスチックケース入りの4点セットを1,400円で販売していました。昨年販売分の5点セットは1,500円で、いずれも送料・消費税込みです。

このように造幣局からケース入りで売られるものを、ミントと呼び、オークションなどでは、流通品より高く取引されます。ミントとは英語で造幣局のことです。

最近はコインを収集する人が減ってきているように思いますが、新幹線鉄道開業50周年記念貨幣は、鉄道ファンの目に留まったのか、早くもオークションで高値がついているようです。

今回(平成28年4月)販売された4点の拡大画像は下記のとおりです。
九州新幹線(新800系)

北海道新幹線(H5系)

秋田新幹線(E6系)

山形新幹線(E3系)

裏面は共通の0系新幹線の図柄で平成28年銘

斜めギザです



平成27年に販売された5点の拡大画像は下記のとおりです。


山陽新幹線(500系)

東北新幹線(E5系)

北陸新幹線(E7系、W7系)

東海道新幹線(N700A)

上越新幹線(E4系)

裏面は共通の0系新幹線の図柄で平成27年銘

造幣局は他にも9点を同時収納できる専用ケースを販売していましたが、すでに申し込みを終了しているようです。


新幹線鉄道開業50周年記念百円クラッド貨幣収納ケース

収納ケースの裏面

開くと日本地図型のホルダーになっています


さて、日本の記念貨幣ですが、1964年(昭和39年)発行の東京オリンピック記念1000円銀貨、100円銀貨から始まり、
 
・日本万国博覧会(大阪万博)記念100円白銅貨(昭和45年)
 
・札幌オリンピック記念100円白銅貨(昭和47年)
 
・沖縄国際海洋博覧会記念100円白銅貨(昭和50年)
 
・天皇陛下御在位50年記念100円白銅貨(昭和51年)

・・・と続いていきます。

昭和57年に500円硬貨が誕生したため、昭和60年の国際科学技術博覧会(つくば万博)記念貨幣は、500円白銅貨となりました。

それ以降、記念硬貨は500円以上のものばかりでしたが、今回は昭和51年以来の100円記念硬貨となりました。

材質は白銅と銅を圧着したクラッド貨幣で、サイズは現行の100円白銅貨と同じ、直径22.6mmです。

これで現在使える直径22.6mmの100円硬貨は14種類になりました。デザインは表裏あわせて20種類ということになります。


直径22.6mmの100円硬貨は14種(2016年現在)
デザインは表裏あわせて20種類


昭和32年と33年に発行された100円銀貨。
通称「鳳凰」。現行貨幣として使えます。

昭和34~36年、昭和38~41年に発行された100円銀貨。
通常「稲穂」。こちらも使えます。

昭和39年に発行された東京オリンピック記念100円銀貨。
こちらも使えます。

昭和42~63年、平成元年から現在まで発行されている100円白銅貨

昭和50年に発行された沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨。
こちらも使えます。


ちなみに現在の100円硬貨ですが、平成13年と平成14年のものは発行枚数が少ないため、それらを手にした時は使わずにとっておいた方が良いと思います。(流通している使用済みのものでも、少し価値があります。)


平成13年と平成14年の100円玉は発行枚数が少ないです

最近は電子マネーの普及で小銭を嫌う方も多いかもしれませんが、小銭を手にした際には、発行枚数の少ない年のもの(「特年」と呼ばれています)を見つけてみてはいかがでしょうか。

造幣局の下記ページ内に、「年銘別貨幣製造枚数」のリンクがあり、発行枚数をチェックできます。
http://www.mint.go.jp/coin/data/data_index.html

特年や、記念貨幣、古銭などの価値は、日本貨幣カタログに詳しく載っています。この本は眺めるだけでも結構楽しいです。


2016年5月5日木曜日

トランギアのメスキット(124-T)が再販されたようです

最近、日本の代理店、イワタニプリムスのWEBサイトを見たところ、メスキットと、パーティ(TR-400290)が復活していました。

今回ご紹介するトランギアのメスキットですが、折りたたみ式のハンドルが付いたフライパンとフタ付き1リットルのビリーコッヘル、アルミプレートがセットになったものです。

国内では、長らく販売中止となっておりましたが、本場スウェーデンのトランギアのサイトを見ますと、フライパンがノンスティック加工されたTR-401124と、フライパンがアルミ無垢のTR-400124が以前からラインナップされていたようです。

イワタニプリムスで販売されているのは、フライパンがノンスティック加工されているTR-401124の方です。

私は、今回初めてメスキットを入手したのですが、以前から気になっていたのは、ビリーコッヘルのサイズです。容量は1リットルとのことで、ストームクッカーSの鍋と同じ径かと思っていましたが、手にしてわかったのは、ストームクッカーLの鍋の小さいほう(1.5リットル)と同じ径だということです。したがって、このビリーポットは、ストームクッカーLに適した形のようです。

トランギアにはこのような互換性があり、色々な組み合わせで使えて楽しいですね。

ではメスキットの画像を貼っていきます。


Trangia 124-T(TR-401124) メスキット

1ℓビリーポットは収納袋に入っています。
収納袋はストームクッカーSやツンドラ3用と同じNo.27

鍋を収納袋から出した状態で収納すると
フライパンのノンスティック加工を傷つけてしまうかもしれません。
メスキットのフライパン。これでハンドルを開ききった状態。

メスキットのフライパンの底

メスキットの鍋(左)のフタは、ストームクッカーLの小鍋(右)にピッタリです

メスキットの鍋をストームクッカーLにセットしたところ

メスキットの鍋をストームクッカーLに収めたところ

ストームクッカーS(左奥)、ストームクッカーL(右奥)、メスキット(手前)の大きさ比較

メスキットの箱のデザインは一世代前のまま。
型番は124-Tと書かれています。