2013年8月16日金曜日

ガソリンストーブ1(はじめに)

ガソリンストーブ(バーナー、コンロ)について、何回かに分けて書きたいと思います。
(過去にアルコールストーブなどについても書きました。「ストーブ関連」というタグを作りましたので、そちらもご覧いただければと思います。)

私はここ20年くらい、ガスカートリッジタイプのストーブをメインで使ってきました。ガスは取り扱いが容易なことと、ストーブ本体が軽量なことが主な理由ですが、本体価格が安いことも購入の決め手になったと思います。

最近になって、いくつかのガソリンストーブを手に入れたのですが、手に入れてみてはっきりわかったことがあります。「ガソリンストーブは面白い」のです。

ガソリンストーブは、液体の燃料を噴出させるためにポンピングやプレヒートという作業を行いますが、プレヒートに関しては、「儀式」と形容されることがあるように、「面倒」の一言では片付けられない呪術的な何かがあります(笑)。最大出力に達するまでには少々の時間と手間がかかり、慣れや勘も必要だったりします。もちろん危険も伴いますので、上手にコントロールできた時に満足感を得られるのだと思います。

またメーカーや形式、年式によって取り扱い方法が異なるため、自分の好みに合うストーブを探す楽しみもあるかと思います。趣味性の強い道具であるがゆえに、気に入ったものに出会うことこそが重要であって、検討にあたり、実用面のメリット・デメリットというのはあまり気にしない方が良いのかもしれません(笑)

検討段階ですぐに気がつくと思いますが、実は「万能なガソリンストーブなど無い」のです。

・燃料の種類が選べたり、選べなかったり
・煤がつきにくかったり、つきやすかったり
・メンテナンスがしやすかったり、しにくかったり
・消耗品パーツが手に入りやすかったり、入りにくかったり
・火力調整ができたり、できなかったり
・燃焼音がちょっとうるさかったり、かなりうるさかったり
・重量がちょっと重かったり、かなり重かったり
・日本国内で正規販売されていたり、されていなかったり

などなど。

重量が軽くて、燃焼音が静か、プレヒートは不要で取り扱いは簡単。火力調整が自由にできて、当然とろ火での調理が可能。灯油が使えて経済的、おまけに煤がつきにくい。構造はシンプルで故障しにくく、メンテナンスがしやすい。消耗部品だって手に入れやすい・・・なんてストーブは今も昔も存在しないのです!(あっても逆につまらない?)

各々のガソリンストーブの問題はさておき、ガソリンや灯油を燃料に使うことのメリットを下記に挙げておきます。

・燃料調達がしやすい。
・燃料代が安い。
・低温でも使用可能。

多分このようなメリットを享受したいがために、様々なガソリンストーブが存在してきたのだと思いますが、最近、廃れてきている気がして残念です。(製造中止になってしまったものも多いです。)

とにかく「ガソリンストーブは面白い」のです。非常用にもなりますしね。使ってみてはいかがでしょうか。

右は現行のオプティマス社製ガソリンストーブ「123Rスベア」(風防をとったところ)
左はその原型とも言える1920年代製の灯油ストーブ「プリムス96」

箱型ストーブの代表「オプティマス8R」

元々は軍事用だったコールマンの小型ガソリンストーブ
左が、GIポケットストーブ530(1946年製)
中央、ピーク1ストーブ400A(1984年製)
右は、現行のフェザーストーブ442-726J

1970年代に分離型ストーブを世に送り出したMSR。分離型は現在のガソリンストーブの主流になっています。写真は、ホワイトガソリン専用で軽量な「シマーライト」


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