2011年7月24日日曜日

奥武蔵アルプスから武甲山へ(日帰り)

7月末に雲取山登山の再チャレンジを計画していて、それまでの間に予行練習をかねて日帰り登山をすることにしました。近場ですぐに思いついたのが秩父の武甲山で、調べてみると200名山のひとつとの事。そもそも登山できる山とは知りませんでした。石灰の採掘のために北面は大きく削りとられていますが、南面は山の姿を残しているようです。


武甲山へは、西武秩父線の横瀬駅か、秩父鉄道の浦山口駅から山の南面を目指してアプローチする方法と、南側に連なった小持山、大持山など奥武蔵アルプスと呼ばれる山々を縦走して目指す方法があるようです。今回は、より長い距離を歩く後者を選びました。


西武池袋線の飯能駅から1時間ほどバスに揺られて名郷というところへ行き、そこから大鳩園、白岩渓流園というキャンプ場を横目に西へ進み、最初の目標地点の鳥首峠を目指します。


登山口は、石灰採掘場の脇にあり、しばらくは林の中をジグザグに、スタート地点から600m弱高度を上げて進みます。鳥首峠(標高953m)についてからは、横倉山(標高1,197m)、大持山(標高1,294m)という具合に徐々に高度を上げて、大持山から80mほど下ってからまた上り、小持山(標高1,269m)へ。そこからはさらに200m程下り、武甲山(1,304m)へは、1,088mの地点から一気に上ります。


鳥首峠までの上りと最後の武甲山の上りが大変でした。途中、奥武蔵アルプルと呼ばれる稜線は、木陰で風が抜けて涼しく、歩いていてとても気持ち良かったです。人はほとんどおらずリラックスできました。道中すれ違ったのは12名ほどで、武甲山山頂では、さらに3名の方に出会っただけでした。


前回の雲取山と異なる装備は、トレッキングシューズを履いたことと、高度計つきの時計を持っていったことでした。靴のおかげで足へのダメージはかなり軽減されました。時計は1万円にも満たない安いものでしたが、なかなかの精度だったので良い買い物でした。(装備について7でご紹介したものです)


服装はTシャツ(モンベルのウィックロン)に、ノースフェースのトレッキングパンツ(長ズボン)。そして帽子。ウィックロンのTシャツは汗をかいても不快感が少なくて良いです。


水は4リットル近く使いましたが、すべて自分で持ち込んだものでした。水場は鳥首峠までの間に沢がありますが、それ以降は武甲山山頂まで無いようでした。


登り始めは30分くらい車道を歩きます。前方に見える山に登ったのかな?

登山口は、石灰採掘場の脇から。

石灰採掘場を抜けて山道へ。
鳥首峠に到着。見晴らしが良いわけではないです。

稜線は木陰で風もあり、涼しくて気持ち良かった。

食事はアルファ米に味噌汁。エバニューのチタンアルコールストーブを使用。
マグカップやシェラカップにサードパーティ製の蓋を用いて小型化を図っています。

途中こんなところもありました。落ちたら死にますね。

大持山を過ぎたあたり。左が小持山、右奥が武甲山。
見たままのとおりで、あとふた山越えなければ、というところ。

武甲山の山頂は、フェンスで囲われていて、
北面は頂上のすぐ下まで削られていました。


最後に今回の行程のメモを記しておきます。


2011年7月16日晴れ
7:40 飯能発のバスに乗る
8:40 名郷到着
8:50  徒歩開始 標高380m
9:13 白岩渓流園
10:22 鳥首峠(20分休憩) 標高953m
11:23 ウノタワ
11:50 30分昼食休憩
12:40 大持山 標高1294m
13:13 小持山 標高1269m(途中1215mくらいまで下がった)
13:46 シラジクボ 標高1088m
14:33 武甲山山頂(途中2度座って休む) 山頂の気温は29度くらい
14:45 下山開始
15:14 長者屋敷の頭
15:55 車道に出る(標高585mくらい)
16:48 浦山口駅到着


↓経路はこちら
https://goo.gl/iVL8cr

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