2012年5月12日(土)
1月の大菩薩嶺で雷岩から富士山を見た時に、いつか大菩薩湖の東の稜線を富士山に向かって南下したいと思いました。
中央本線の甲斐大和駅からバスで上日川峠まで行き、大菩薩峠まで登った後に、南下して、初雁駅か笹子駅あたりまで歩く計画で、コースタイムは12時間くらいでしょうか。日帰りの場合、コースタイムより早目に歩かないと日が暮れてしまいます。 日が長い時期でないときついかもしれません。
甲斐大和発、上日川峠行きのバスの始発は8:10で、所要40分程度ですが、この日は人の集まりが早かったため、15分程早く臨時便が出発しました。おかげで8時40分頃から登り始めることができました。
上日川峠から福ちゃん荘を経て、唐松尾根ではなく、大菩薩峠方面に進みます。今回は大菩薩嶺には寄りません。
大菩薩峠に着いたのは9:20頃、介山荘は既に営業しており、早くも缶ビールを飲みました。
その後、熊沢山、石丸峠、小金沢山と南下しましたが、右手に甲府盆地、その奥には南アルプス、正面には富士山、左手には奥多摩方面と関東平野を見渡す事ができる景色の良い稜線が続きます。
熊沢山からこれから歩く稜線を見渡すことができます |
下りきったところが石丸峠。右奥が大菩薩湖。 |
小金沢山以南は、山梨県大月市になるのですが、富士山の眺めが良い大月市内の12の山域が秀麗富嶽十二景 に選定されているのだそうです。
今回は、秀麗富嶽十二景に選定された、小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・大蔵高丸・ハマイバ丸・滝子山の5箇所、3つの山域を縦走しました。
滝子山の手前までは、多少のアップダウンがあるものの、稜線がつながっていましたが、滝子山だけはそれらから少し独立している印象を持ちました。
小金沢山から見た富士山 |
ちょっと見にくいですが、正面に白く見えるのは西武ドームでしょうか。 |
黒岳山頂には展望が無いですが、少し南に進むと展望が開けます。 |
湯ノ沢峠付近の白砂のガレ場 |
大蔵高丸付近の整備された登山道 |
大谷ヶ丸にある滝子山の分岐は この標識の方角だとわかりにくいです。 |
滝子山方面へは、緑の標識より北側(三角点の北側)を進みます。 |
大谷ヶ丸の三角点の北側を下るとこの標識があります。 |
その後の踏み跡はしっかりしていると思います。 |
滝子山山頂から景色 |
最後に、通ったルートのメモと地図。
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5/12(土)晴れ
8:40 上日川峠
8:52 福ちゃん荘
9:19 大菩薩峠(休憩10分)
9:37 熊沢山
9:47 石丸峠
10:25 小金沢山
10:54 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
11:17 川胡桃沢ノ頭
11:36 黒岳(休憩10分)
12:24 湯ノ沢峠
12:52 大蔵高丸
13:13 ハマイバ丸
13:39 天下石
13:52 米背負峠(休憩5分)
14:13 大谷ヶ丸
14:56 鎮西ヶ池
15:07 滝子山(20分程滞在)
15:48 檜平
16:38 車道
17:13 甲州街道
17:55 笹子駅
上日川峠~大菩薩峠~滝子山~笹子駅
(iPhoneで記録しているので、正確ではないです。)
https://goo.gl/wVBpbP