2012年3月23日金曜日

3月の石尾根縦走(七ツ石山から鷹ノ巣山、奥多摩駅へ)日帰り

2012年3月20日(火)


今月2回目の山行です。今回は一人です。


いくつかのルートを考えていたのですが、奥多摩へ向かう電車の中で最後まで悩んだ末に、七ツ石山、鷹ノ巣山に決めました。


先週の三ツドッケは雪が多くて撤退したため、今回は状況を見ながら石尾根を縦走しよう、という計画です。最終的には時間に余裕も出来たため、奥多摩駅まで縦走しました。


私が住むさいたま市から電車で奥多摩駅へ向かう場合、休日のダイヤで一番早い到着は、7時17分です。


七ツ石山を目指す場合、雲取山の登山口となる鴨沢からの登り尾根ルートがメジャーですが、6時台の鴨沢西行きのバスには乗れません。その次のバスは8時35分発となるため、スタートが遅れてしまいます。また鴨沢ルートは昨年2回登っているので、今回はパスすることにしました。


別のルートでは、峰谷から赤指尾根を登るルートがあり、こちらは7時50分発の峰谷行きバスがあります。


峰谷に向かうバスに、何名かグループの方々がおりましたが、浅間尾根から鷹ノ巣山に登るようです。七ツ石山を目指すのは私一人のようでした。


峰谷には、集落があり、民家を縫ってしばらく車道が続きます。民家の中を抜ける道がいくつかあるようですが、車道が一番わかりやすかったので、車道を進みました。


舗装路の終点にゲートがありますが、ゲートの先にもしばらく砂利道の車道が続いているようで、数分進むと左手に登山口が現れます。


峰谷のバス停、すぐ側の階段を上がります。

途中、しばらく車道を歩きます。石尾根方面が良く見えます。

舗装路の終点にゲートがありました。

ゲートの先を数分進むと左手に登山口が。(看板あり)


登り始めが標高600mで、このあたりで既に標高1,000m近くだったと思いますが、先週の三ツドッケとは違い雪はありませんでした。

途中一度未舗装の車道を横切りますが、その後は、赤指尾根の東側の山腹をひたすら北へ進みます。標高1,300mあたりで残雪が目立つようになってきたので軽アイゼンを装着しました。

しばらく進むと小さなタワに出ます。ここで初めて西側の登り尾根方面を見ることが出来ます。タワから石尾根にぶつかる千本ツツジまでは、一気に登る感じです。残雪は硬さが中途半端、陽当たりが良い場所は、ぬかるんだ泥になっており、いずれも踏ん張りが効かず、疲れました。


標高1,300m位で所々、残雪が凍っていたので軽アイゼン装着

赤指山の山腹を進みタワにでると、赤指山方面を示す標識が。
石尾根方面はこの標識に記されていないので、進路を真北にとります。

タワにでると、初めて西側の山々が見えます。

石尾根まであと一息というところ。
先のタワから標高差400m弱なので、ひと踏ん張り。


石尾根縦走路に出ると道が平らで景色が良く、七ツ石山方面へは心地よい道が続きます。ここで初めて一人の方とすれ違いました。

七ツ石神社を経て七ツ石山山頂へ。(そう言えば昨年の雲取山山行では、ここの頂上を踏んでいませんでした。)



山頂はなかなかの景色でした。その後は昨年のルートと繋げるために七ツ石小屋まで下りました。ビールが目当てでもありましたが。

七ツ石小屋で目的のビールを飲み石尾根縦走路に戻ります。鷹ノ巣山まではメインの?巻道で進みました。なだらかで快適な道でしたが、すれ違う人は少なく、途中至近距離で大きなイノシシが飛び出して来て、猛スピードで過ぎ去って行ったので、かなり焦りました。

鷹ノ巣山避難小屋周辺は平らで、ベンチやテーブルが複数ありましたが、到着時には誰も居りませんでした。

少し休んだ後に、鷹ノ巣山を登頂。14時前でしたので、時間的に奥多摩駅までいけるかな?ということで石尾根縦走を続行しました。

石尾根縦走路からの眺め

石尾根縦走路は平らで快適。

七ツ石神社

七ツ石山山頂

七ツ石山山頂から間近に見る雲取山

一旦、七ツ石小屋まで下りてビールを飲みました。

鷹ノ巣避難小屋周辺。平らです。

鷹ノ巣山山頂を目指します。

鷹ノ巣山山頂


その後、六ツ石山山頂にも寄ったりして、車道に出てからは駅まで2km弱歩きます。途中ビールを買って駅到着4分後発の電車に乗って帰りました。タイミング良すぎですね。iPhoneアプリの計測では全行程は27km程でした。

鷹ノ巣以降は奥多摩駅を目指している方々に結構会いました。今回のルートは多少雪が残っている箇所がありましたが、石尾根は踏み跡が沢山あって比較的歩きやすく、快適な山行でした。

六ツ石山山頂

結構な下り坂です

「絹笠をへて奥多摩駅」と、書かれた方へ進み1時間ほどで
車道に出ました。その間は林の中で展望は無しです。


以下、メモと歩いた地図のリンク
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峰谷バス停 8:28
舗装路終点 9:12
千本ツツジ 11:09
七ツ石神社 11:32
七ツ石山山頂 11:36
(15分滞在)
七ツ石小屋 12:00
(20分弱滞在)
鷹ノ巣避難小屋 13:20
(10分弱滞在)
鷹ノ巣山山頂 13:55
(20分滞在)
六ツ石山山頂 15:22
車道 16:51
奥多摩駅 17:36


峰谷~七ツ石山山頂
https://goo.gl/RKP3v9


七ツ石山山頂~七ツ石小屋~鷹ノ巣山山頂
https://goo.gl/b2JjpB


鷹ノ巣山山頂~奥多摩駅
https://goo.gl/rQfAfb


2012年3月19日月曜日

3月、雪の奥多摩、三ツドッケ(天目山)日帰り

2012年3月11日(日)


3月10日(土)~11日(日)の2日間で、友人とテント泊の山行を計画していました。しかし関東地方は、3月に入ってから天気の悪い日が多く、その日も完全に雨の予報。


冬山に対応できるような大した装備を持っていないため、テント泊はやめて日帰りに変更しました。


計画では、奥多摩からバスで東日原まで行き、三ツドッケ(天目山)を目指し、東京都と埼玉県の境界の長沢背稜を東へ進み、仙元峠から北へ仙元尾根を進み秩父鉄道の駅を目指すか、それとも仙元峠の南東方面、川苔山を経由して奥多摩駅へ帰るか・・・という2案。


しかし結果は、雪が多くて三ツドッケより先へ進むことを断念し、ピストンで東日原に戻ったのでした。




東日原のバス停

三ツドッケ(天目山)・酉谷山の登山口


登り始めは標高620m。小雨まじりの天気。

20~30分登ると足元に雪が。

さらに30分登るとかなりの雪。

コースタイムを15分程オーバーして一杯水避難小屋に到着。


一杯水避難小屋まで、2時間35分かかって到着。ここで先を歩いていた方(1名)にお会いしてご挨拶を。ここまで彼の踏み跡をたどって来ましたが、彼はこの後、酉谷山を目指しているとの事。我々が目指す、仙元峠、蕎麦粒山方面の道も踏み跡は無く、雪も深いため「止めるか・・・」という決断を下したのでした。


天目山の山頂は、地図では一杯水小屋から片道20~30分程度。休憩の後、小屋に荷物を置いて山頂を目指しました。


酉谷山方面の巻き道を進み、天目山への標識を見てから戻る格好で登り、山頂を踏んだ後は、一杯水避難小屋まで、真っ直ぐ往きと違うルートを下りました。


小屋で昼食を作って、のんびりした後に、東日原に帰ったのでした。


酉谷山方面へ向かう道は、時々腰までズボっと入る深さ

天目山への分かれ道

天目山山頂(1576m)

雪に埋もれた三角点を掘って見つけました

一杯水避難小屋へは真っ直ぐ南下のルートで下山

貴重な食糧をこぼす友人。※当然持ち帰りました

一杯水避難小屋を後に下山。
右手は当初の行き先、蕎麦粒山、川苔山方面。

早めに奥多摩駅についたので、
駅前の蕎麦屋で暖まってから帰りました。


以下、メモと歩いた地図のリンク
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2012年3月11日(日)


東日原バス停 8:12
一杯水避難小屋 10:48
(20分休憩)
長沢背稜の天目山分岐の標識 11:43
天目山山頂 12:03
(20分弱滞在)
一杯水避難小屋 12:40
(1時間20分滞在!)
東日原バス停 15:51



東日原~一杯水避難小屋~天目山~一杯水避難小屋
https://goo.gl/yMHsbu



一杯水避難小屋~東日原
https://goo.gl/HdqPJk



改めて見ると、一杯水避難小屋に滞在しすぎ(笑)