2014年10月29日水曜日

iPhoneの契約更新をせずCovia Fleaz F5にしてみた

今月は私のiPhone5の契約更新月だったのですが、今まで使っていたソフトバンクの契約を更新しませんでした。
(ソフトバンクには4年間お世話になりました。ありがとうございました。)

その後はSIMフリー端末のCovia Fleaz F5を購入し、通話とデータ通信のランニングコストを抑えて、wi-fi専用機になったiPhone5を、テザリングで使い続けることにしました。

Covia Fleaz F5はデュアルSIMモデルで、標準SIMとマイクロSIMのスロットが装備されています。海外携帯によくある2G+3GのデュアルSIMではなく、3G+3Gです。今のところ日本では、2枚のSIMを同時に通信できないため、切り替えて使う必要があります。

私は下記の2枚のSIMで、月額合計1,980円+通話料で運用することにしました。

■通話用SIM 
docomo FOMAタイプSSバリュー(ひとりでも割50) *1
1,008円(税込)/月+通話料
無料通話25分相当含む。通話は21.6円/30秒

■データ通信用SIM
ぷららモバイルLTE 定額ライトプラン
972円(税込)/月
1日あたり50MBまでは通信速度が150Mbps
(50MB/日を超えた場合、200kbps)
使用量に制限は無し。
※3G端末のため、150Mbpsの恩恵は無いです。

■初期費用
・iPhone5(64GB)の残債1回分 3,240円(税込) *2
・MNP転出費用 2,160円(税込)
・docomo契約事務手数料 3,240円(税込) 
・ぷらら開通手数料 3,240円(税込)
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計 11,880円(税込)

■端末代
Covia Fleaz F5   
18,453円(税込)
2014/10/2 アマゾンにて

*1
docomoのバリュープランですが、本来docomo の端末の購入が必要です。しかし例外としてFOMA通信が可能なdocomo 以外の端末で、日本国内の技術適合が通っているものであれば契約できるそうです。

今回私は、docomo の端末を買わず、Covia Fleaz F5でタイプSSバリューの契約をしました。契約時に店頭で技術適合マークを見せる必要があります。
(設定→端末情報→適合規格情報・・・で技術適合マークを画面に表示することができます。)

*2
iPhoneの月々割の最後の1回は、契約を更新しない限り適用できないみたいです。

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実際の運用ですが、私は通話やキャリアメールよりも、電話番号同士のiMessageでやり取りをすることが多いです(つまり相手がiPhoneの場合がほとんどです)。LINEやIP電話は使っていません。ですのでiMessageを使うために、iPhone5も一緒に持ち歩いています。(それ以外にもiPhoneを持ち歩きたい理由がありますが、ここでは割愛します。)

ちょっと変な運用ですが、下記のとおりです。

wi-fi環境では、
Covia Fleaz F5・・・通話用SIM&wi-fi
iPhone5・・・wi-fi
→coviaで通話可、iPhoneでiMessage可。

外出時(wi-fi環境では無い時)、
Covia Fleaz F5・・・データ通信用SIM
iPhone5・・・テザリング
→通話不可、iPhoneでiMessage可。

外出時に人と待ち合わせをする時、
Covia Fleaz F5・・・通話用SIM
iPhone5・・・オフライン
→coviaで通話とショートメール可、iMessage不可。

上記のように、通話不能やデータ通信不能なるケースがあるので不便ですし、切替が面倒ですので、素直に音声通話付きの格安SIMを検討しても良いかもしれません(PHSの通信網を使った、安いプランを見かけます)。私は通話をdocomoにしたかったので、このような方法にしました。

最後に、ぷららモバイルLTE 定額ライトプランの使い心地ついて。

私の過去2年間の使い方を見ると、データ通信は1か月に7GBを超えたことはありません。しかし5GBを超えることが何度かありました。つまりぷららモバイルLTE 定額ライトプランの1日50MBでは全然足りないはずなのですが、実際に使ってみると、50MBを超えて使用しても通信速度が遅くなるだけですので、それほど不便を感じません。(通信速度が遅くなるのは、大抵が仕事帰りのタイミングで、暇つぶしにWEBサイトを見る程度ですので・・・)

そんなわけで2台持ちになってしまいましたが、料金的には月額6千円程度節約できそうですので、大体のところは満足しています。

将来的にApple SIMのように、物理的なSIMが不要になり、複数の契約(=複数のSIM)を切り替えて使えるようになれば、選択肢が増えて良いですよね。

あと来年、端末のSIMロック解除を義務化するみたいですので、今SIMロック付の端末を2年縛りで買うと、色々損するかもしれません。


microSIMを2枚挿しているところ。片方はアダプタを使用。

SIMの切り替え画面。切り替わらない時は迷わず再起動(笑)

テザリングもできます。



2014年10月18日土曜日

10月、木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山~雁坂峠(日帰り、周回ルート)

2014年10月12日(日)

百名山の甲武信ヶ岳ですが、奥秩父主脈縦走路上で私が歩いてない区間(大弛峠~雁坂峠)に位置するため、縦走の時に登りたいと思ったまま、なかなか登れずにいました。

そうこうしているうちに今年も終わってしまいそうでしたので、ピストンでもよいから登っておこう・・・と思い、今回国道140号線にある道の駅みとみから登ることにしました。

道の駅みとみからは徳ちゃん新道を使い、木賊山の山頂を経て甲武信ヶ岳を目指します。さらに奥に位置する埼玉県最高峰の三宝山まで行ってから、来た道を折り返すとうい計画で、全体のコースタイムは11時間40分です。(結局は計画通りになりませんでしたが・・・。)

道の駅みとみまでバスでアクセスする場合、帰りのバスまでの行動可能時間は7時間弱と短く、乗り遅れる可能性が高いと考えたため、自家用車で行くことにしました。

当初は以上のようなピストンの山行を計画しておりましたが、三宝山に着いてから欲が出てしまい、来た道を下るのではなく奥秩父主脈縦走路を東へ、雁坂峠まで行ってから下山することにしました。

三宝山に到着した時間は正午で、そこから雁坂峠を経由して道の駅みとみに下りる場合のコースタイムは6時間50分になります。このルートは最後に一時間程舗装路を歩きます。日没は17時10分頃ですので、なんとか日没までに舗装路に出られるかな・・・という判断です。雁坂峠~道の駅みとみ間は何度か歩いているので、仮に日が暮れてしまっても特に心配はありませんでした。

結構長いルートですが日帰りで似たようなルートを歩いている人を何名か見かけました。(三宝山を省略している人は多いと思いますが)


7:17道の駅みとみからスタート。後ろに見えるのが木賊山。

沢沿いの遊歩道を歩き、登山口に到着。

気持ちの良い朝の登山道。

木賊山まではひたすら尾根を登ります。

シャクナゲのトンネル

紅葉はまだまだでした。後ろに見えるのは鶏冠山

富士山が見えてきました。

10:45 木賊山山頂に到着。展望なし。


甲武信ヶ岳が見えてきました!
甲武信小屋を経て、最後の登り。
山頂まであと少し!
11:29 甲武信ヶ岳山頂に到着

甲武信ヶ岳からは北へ三宝山を目指します。三宝山の山頂自体に展望はありませんが、山頂手前に「山宝岩」と書かれた標識があり、そこを進むと展望の良いところに出ます。甲武信ヶ岳の山頂は若干混んでいましたが、三宝山は独り占めできたので、のんびり写真を撮ることができました。

12:00 三宝山山頂に到着。

甲武信ヶ岳から三宝山に向かう途中左手に「山宝岩」の標識が。
三宝山からは甲武信ヶ岳を巻いて甲武信小屋を経て、木賊山も巻いて奥秩父主脈縦走路に出ます。奥秩父主脈縦走路を東へ進み、西破風山、東破風山、雁坂嶺の稜線を歩き、雁坂峠を目指します。常に右手に富士山が見る気持ちの良い稜線でした。

賽ノ河原から破風山方面。結構登り返します。

破風山避難小屋に到着
西破風山の登りは岩場で景色が良いです。
右手には富士山。手前に道の駅みとみがある広瀬湖が見えます。
秩父側は雲に覆われていました。両神山が頭を出しています。
振り返って歩いて来た木賊山方面
14:17 西破風山の山頂に到着。

西破風山から東破風山の間も岩場が多く展望が良いです。

14:37 東破風山山頂に到着

破風山は力強く立ちはだかる印象があり、登り応えがありました。その先の雁坂嶺は、緩やかで優しい印象で破風山とは対照的な感じでした。

雁坂嶺を越えれば後は下りのみです。道の駅みとみまで、2時間40分かけて下りました。


雁坂嶺に向かう道

15:18 雁坂嶺山頂に到着

雁坂峠が見えてきました。

15:47 雁坂峠に到着
牡鹿がいました。
16:58 日没前に沓切沢橋に到着。ここから車道を1時間歩きます。

結果的には、奥秩父主脈縦走路の未踏破部分の一部を歩くことができて、充実した内容になりました。

未踏破部分の大弛峠~甲武信ヶ岳間はもちろん、小川山などを絡めて清里や野辺山の方まで繋げたいなと思っています。(いつになるかわかりませんが・・・)


最後に、通ったルートのメモと地図。
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2014年10月12日(日)

7:17 道の駅みとみ
7:32 田部重治文学碑(登山口を誤り15分ロス)
7:49 徳ちゃん新道登山口
9:11 近丸新道合流地点
10:41 木賊山・破風山分岐
10:45 木賊山山頂
11:06 甲武信小屋
11:29 甲武信ヶ岳山頂
12:00 三宝山山頂(15分休憩)
12:17 三宝岩(10分休憩)
12:50 甲武信小屋(甲武信ヶ岳山頂は巻く)
13:13 賽ノ河原
13:41 破風山避難小屋
14:17 西破風山山頂
14:37 東破風山山頂
15:18 雁坂嶺
15:47 雁坂峠
16:21 井戸ノ沢
16:58 沓切沢橋
17:58 道の駅みとみ

道の駅みとみ~木賊山~甲武信ヶ岳~三宝山
https://goo.gl/vyIl9W

三宝山~甲武信小屋~破風山~雁坂峠
https://goo.gl/SiWSiU

雁坂峠~道の駅みとみ
https://goo.gl/hXp2fR
※高度データがかなり怪しいです。

登り下りともに累積標高は2,000mちょっとだと思います。歩行距離は25km程度でしょうか。



甲武信ヶ岳は山と高原の地図の「雲取山・両神山」と「金峰山・甲武信」に載っています。今回のルートのように雁坂峠など、東破風山より東を見る場合には「雲取山・両神山」の方が良いです。(西は毛木平までカバーしています。)
※2015年版の「金峰山・甲武信」は全面リニューアルされており、甲武信ヶ岳から雁坂峠までの詳細地図が追加されています。