前回に引き続きトランギア関連です。
今回はパンスタンドというものについて書きます。
これは昨年ラインナップされたものですが、あまり店頭で見かけず、Amazonでも送料が無料ではなかったりしたため、購入を躊躇しておりました。
最近、楽天でメール便送料無料のショップがあったのでそちらで購入しました。(今日Amazonで確認したらAmazonも送料無料になっていました。)
パンスタンドは、ストームクッカーの五徳には載らないエスプレッソメーカーなどを使うためのスタンドで、ストームクッカーSとLの両方で使用できます。これがあれば小型のクッカーを載せることもできるかと思います。
なおハンドル付きの小型クッカーを載せる場合は、ハンドルがストームクッカーの風防に干渉する恐れがあるので、注意が必要です。
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Trangia Pan Stand |
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説明書では、ストームクッカーLの五徳にはパンスタンドの長い辺を、Sには短い辺を…と書いてありますが誤り。 |
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ストームクッカーLにセットしたところ。正しくは、パンスタンドの短い辺を五徳に載せます。 |
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こちらはストームクッカーS。パンスタンドの長い辺を五徳の下段に載せます。 |
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ちなみにストームクッカーSですが、短い辺を五徳の上段に載せることもできます。 |
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ストームクッカーSで、ハーフパイントマグやジェルバーナーと一緒にパンスタンドを収めたところ |
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こちらはストームクッカーSとケトル、パンスタンドを一緒に収めたところ |
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パンスタンドはアルミハンドルで持つことができます。ぶらぶらするので火傷に注意。 |
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パンスタンドを使用して、ストームクッカーSにBIALETTIモカエキスプレス2カップ用を載せたところ。 |
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沸騰しました |
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無事にコーヒーの出来上がり |
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1回使用した後の中央部分の焦げ具合はこんな感じ。 |
画像で説明しましたとおり、ストームクッカーSでは、パンスタンドの短い辺を使って五徳の上段にセットすることができます。これにより、クッカーの底面がちょっとだけ高い位置にセットされるので、ハンドル付きクッカーの場合は、ハンドルが風防に干渉しにくくなります。
ハンドル付き、フタ付きの他社製クッカーを使う時は、ストームクッカーのフライパンを省略しても良いかもしれません。
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パンスタンドを使用して、ストームクッカーSにモンベル アルパインクッカー14を載せたところ。 |
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ストームクッカーSにモンベル アルパインクッカー14は丁度収まります。 |
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この組み合わせなら、フライパンやアルミハンドルは要らないかもしれません。 |
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こちらはEPIのアルミ3点食器セットの大きい方の器をセットしたところ。 |
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話は逸れますが、EPIのアルミ3点食器セットは、ストームクッカーSにピッタリ収まります。 |
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EPIのアルミ3点食器セットを、ストームクッカーSのソースパンに収めたところ。 |
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ストームクッカーSとパンスタンド、EPIアルミ3点食器セットを収めたところ。
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子連れでハイキングをする際に、ストームクッカーで麺類をつくり、子供たちに分配することがあります。
その時は、ひとつのソースパンで常に麺を茹でておき、自分はもう一方のソースパンを器として使うので、子供たちへの分配用に、EPIのアルミ3点食器セットがあると便利です。
(書いてて気がつきましたが、この使い方の場合、パンスタンドは要らないか・・・。)
話が逸れてしましたが、私の場合エスプレッソメーカーとストームクッカーを担いで山に行くことはたぶん無いと思います。しかし、単独行の時は、ストームクッカーS+パンスタンド+モンベルアルパインクッカー14の組み合わせで使ってみたいと思っています。
最後になりますが、パンスタンドを使う、使わないは別として、何十年も形を変えずに販売されているストームクッカーの純正付属品が、新商品として企画・販売されることが何かすごいですね。
パンスタンド的なものは先人たちが自作してきたと思いますが、純正の形状もなかなか良いものでした。