今年最初の山行です。
今回は南アルプスの鳳凰三山に行きました。例年と比べて雪が少ないようでしたので、厳冬期という感じではありませんでした。
御座石鉱泉に車を停めて、鳳凰小屋でテント泊をして、三山を縦走した後は薬師岳から青木鉱泉へ下り、御座石鉱泉まで歩いて戻るという計画です。
初日は鳳凰小屋まで歩き、翌日に三山縦走をしようと考えておりましたが、鳳凰小屋へは昼頃に着いてしまったので、テントを張り、荷物を置いて地蔵岳だけ行くことにしました。
地蔵岳へ向かう途中、砂の斜面で、正面遠くに黒い獣が現れて目が合い、すぐにこちらへ向かって猛スピードで突進してきたので慌てて逃げました。足元は砂地の微妙な斜面でしたので、ちょっと危険でしたが、何とか難を逃れました。最初に見た時には熊、突進してきたときにはイノシシかと思いましたが、逃げて遠巻きから見ていたら岩場を登って消えていきましたのでカモシカのようでした。
初日は鳳凰小屋まで歩き、翌日に三山縦走をしようと考えておりましたが、鳳凰小屋へは昼頃に着いてしまったので、テントを張り、荷物を置いて地蔵岳だけ行くことにしました。
地蔵岳へ向かう途中、砂の斜面で、正面遠くに黒い獣が現れて目が合い、すぐにこちらへ向かって猛スピードで突進してきたので慌てて逃げました。足元は砂地の微妙な斜面でしたので、ちょっと危険でしたが、何とか難を逃れました。最初に見た時には熊、突進してきたときにはイノシシかと思いましたが、逃げて遠巻きから見ていたら岩場を登って消えていきましたのでカモシカのようでした。
地蔵岳はオベリスクの途中まで登り、帰りは観音岳方面に進んだところにある鳳凰小屋分岐からテント場へ下りました。
結局この日に鳳凰小屋でテントを張ったのは私だけでした。道中は小屋を閉めて下りてきた小屋番の方2名の他には、ソロのハイカー2名とすれ違っただけでした。
韮崎I.C.を出たところから見た鳳凰三山(左)と甲斐駒ケ岳(右) |
市営の無料駐車場がある御座石鉱泉に到着 |
登りはじめは雪が無く秋山みたいでした |
旭岳手前くらいから雪に覆われた箇所がでてきます |
尾根の向こうに富士山が見えます |
旭岳に到着 |
八ヶ岳方面がよく見えます |
燕頭山(2105m)山頂に到着。 |
燕頭山を過ぎると木々の隙間から甲斐駒ケ岳が見えてきます。 |
地蔵岳(左)と甲斐駒ケ岳(右) |
富士山も全容が見えてきました |
鳳凰小屋に到着 |
早速テントを張ります |
地蔵岳 |
この斜面でカモシカと遭遇 |
拡大してみたところやっぱりカモシカですね |
地蔵岳に到着 |
地蔵岳に祀られているお地蔵様。後ろに見えるのは甲斐駒ケ岳。 |
オベリスクを登り、稜線を見下ろしたところ |
富士山と観音岳 |
蓼科と八ヶ岳 |
白峰三山 |
仙丈ケ岳、アサヨ峰、甲斐駒ケ岳 |
(2日目)
一晩中風が強く、テントが飛ばされないか不安でした。夜明け前、風が弱まったすきにテントを撤収して出発しました。前日に下りてきた道を登って鳳凰小屋分岐まで行き、観音岳〜薬師岳の稜線を歩きます。稜線に出るとやはり風が強く、時々の突風で体が浮きそうになるくらいでした。
結局2日目は誰にも会わず、朝焼けに染まる地蔵岳や甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、白峰三山、八ヶ岳や奥秩父の山々など360度の展望をひとり占めしながら歩くことができました。
朝日をあびる甲斐駒ケ岳(左)と地蔵岳(右) |
仙丈ケ岳 |
日の出は富士山の左側から |
観音岳山頂を目指して歩きます |
観音岳山頂に到着 |
薬師岳を目指します |
北岳が間近に見えます |
薬師岳山頂に到着 |
帰りは薬師岳から中道とういうルートを下りました。中道は標高差があり、距離が長く、展望に乏しいルートで、標高2,000m付近までは雪に覆われていました。数日前に付いたと思われる2~3人分のトレースが残っていましたし、雪の深さは足首くらいでしたので、特に問題なく歩けましたが、コースタイムを1時間程オーバーしてしまいました。雪が深くなるなど条件が変わると時間的、体力的にかなりきついルートになるかもしれません。
登山口まで下りてから青木鉱泉までは林道歩きになりますが、青木鉱泉から車を停めている御座石鉱泉へ行くには、ひと山越えなくてはならず、地図で破線で示されているルートを歩く必要がありました。このルートは一気に登って、うっすらトレースのある草むらを歩き、最後は急斜面を一気に下るのですが、これまでに累積標高で2000m程下った後に200mくらい登り返す必要があるので、とてもきつく感じました。
中道を下ります。トレースがありました。 |
木々の間から景色が見えるところもありますが全体的に展望に乏しいルートです。 |
振り返ると結構急坂です |
標高が下がって雪が無くなってからも急坂が続きます |
登山口に下りてからは青木鉱泉まで林道をあるきます |
右上が薬師岳山頂方面。下りてきた長い尾根を振り返ります。 |
青木鉱泉に到着。この時期は営業していないようです。 |
青木鉱泉から御座石鉱泉への道は急坂を登ります |
トレースのある草むらを歩きます |
急坂を下りれば御座石鉱泉に出られます |
早めに下山できたのでのんびり温泉に入って帰りましたが、正月休みの後半だったためか道路混雑も無く快適な旅になりました。いつか甲斐駒ケ岳~アサヨ峰~地蔵岳も繋げたいです。
最後に、通ったルートのメモと地図。
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2016年1月3日(日) 晴れ
御座石鉱泉 8:41
西ノ平 9:15
旭岳 10:27
燕頭山 10:54
鳳凰小屋 12:17(昼食、テント設営など、70分程休憩)
地蔵岳 14:15(オベリスクを上るなど30分ほど過ごす)
鳳凰小屋分岐 15:34
鳳凰小屋 16:01
御座石鉱泉~鳳凰小屋
https://goo.gl/iOr6II
鳳凰小屋~地蔵岳~鳳凰小屋分岐~鳳凰小屋
https://goo.gl/tmL9nf
2016年1月4日(月) 晴れ
鳳凰小屋 5:51
鳳凰小屋分岐 6:41
観音岳山頂 7:13(20分ほど過ごす)
薬師岳山頂 7:52
中道登山口 12:10
青木鉱泉 12:48
御座石鉱泉 13:41
鳳凰小屋~観音岳~薬師岳~青木鉱泉~御座石鉱泉
https://goo.gl/en5cfx
2016年1月4日(月) 晴れ
鳳凰小屋 5:51
鳳凰小屋分岐 6:41
観音岳山頂 7:13(20分ほど過ごす)
薬師岳山頂 7:52
中道登山口 12:10
青木鉱泉 12:48
御座石鉱泉 13:41
鳳凰小屋~観音岳~薬師岳~青木鉱泉~御座石鉱泉
https://goo.gl/en5cfx
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