手に入れたのは、大阪の中島重久堂というメーカーの「TSUNAGO」という、2本の鉛筆をつなぎ合わせるための鉛筆削りです。
短くなった鉛筆2本をつなぎ合わせて、鉛筆をより永く使うためのものですが、お好みの2種類の鉛筆をつなぎ合わせることで、オリジナル鉛筆を作ることもできます。
なお、通常の鉛筆削りとしては使えません。
中島重久堂「TSUNAGO」 |
中島重久堂「TSUNAGO」 |
短い鉛筆を2本用意して、早速使ってみます。
今回使用する鉛筆はこちらの2本。 三菱ユニ(上)が10cm、トンボ8900(下)が12cm程度です。 |
まずTSUNAGOの1番の穴に鉛筆の後端を入れます |
中のリーマーで赤い線まで穴をあけていきます。結構力が要ります。 |
穴をあけたところ |
次にもうひとつの鉛筆の先端をTSUNAGOの2番の穴で削ります |
2番の穴で削ったあとに、3番の穴で仕上げるとこんな感じになります |
2本の鉛筆のつなぎ目はこんな感じです |
きっちりはまりますが、接着には木工用ボンドが必要です |
できあがり。三菱ユニとトンボ8900が合体しました。新品よりちょっと長くなりました。 |
子供たちが使い古した鉛筆を片っ端からつないでみました。 硬筆用など芯の径が太いものは、木が肉薄なためか割れやすいです。 |
週末に夢中になって何本もの鉛筆を削りましたが、結構指が疲れました。あと鉛筆の芯の削りカスが大量に出るので、新聞紙などを敷いて作業すると良いでしょう。
本体もかなり汚れたので、使用後に分解清掃しました。
「TSUNAGO」を分解したところ |
2枚の小さな刃は、2番の穴で使用するもの |
最後に、TSUNAGOで好きな鉛筆2本をつなぎ合わせて、オリジナル鉛筆を作ってみましたのでご紹介します。
(TSUNAGO使用例その1)色えんぴつの朱色と緑色をつなぎあわせて「赤緑鉛筆」を作ってみました。 |
(TSUNAGO使用例その2)パイロットのフリクションいろえんぴつで赤青鉛筆を作ってみました。 別途フリクション消しゴムが必要という…。 |
「TSUNAGO」は、扶桑社の文房具屋さん大賞2016に選ばれて話題になっているためか、品薄なのかもしれません。
私は東急ハンズにて、1,500円+税で購入しましたが、2016年4月14日現在、Amazonや楽天では定価より高い値段で販売されているため注意が必要です。
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