2012年7月5日木曜日

アルコールストーブ4(その他の軽量タイプ)

今回は軽量タイプのアルコールストーブを紹介したいと思います。

・AntiGravityGear カタディンストーブ
アルミ製、本体30g、プライマーパン7g

側面の孔から炎が噴出すサイドバーナータイプ。五徳は不要で直接鍋を置けることが魅力。付属のプライマーパンはストーブの底に敷いて、アルコールを少し垂らして点火し、本体をプレヒートするためのもの。火力が強く、燃費がやや悪い印象。


カタディンストーブ
左はプライマーパン
底面の表記
特徴はサイドバーナーのため、五徳を使用せず、
本体に直接、鍋やシェラカップを置ける事です。



・FREELIGHT トリニティワン
約20g

カーボンフェルトを使用したアルコールストーブ。カーボンフェルトを筒状に丸めて立てたところに、アルコールを染み込ませて点火します。

トリニティワンのセット内容。
カーボンフェルトは切って使います。(3~4回交換できると思います。)
トリニティワン
トリニティワン(着火したところ)


・その他
持っていないので使用感はわからないのですが、VARGOのチタン製アルコールストーブに下記のラインアップがあります。いずれも五徳と一体型ですので軽量です。

Titanium Decagon Alcohol Backpacking Stove 重量1.2oz(34g)
Titanium Triad Alcohol Backpacking Stove 重量1.0oz(28g)
Titanium Triad XE Alcohol/Fuel Tab Stove 重量1.5oz(43g)

他には、アルミ缶を利用して自作する方法もあり、色々なサイトで作り方が紹介されています。
また、それらを販売するガレージメーカーもあり、ストーブに限らず、様々なアイディア品を生み出しているので興味深いです。

・最後に
4回にわたりアルコールストーブをご紹介してきましたが、老舗のトランギアと、その進化版とも言えるエバニューEBY254、サイドバーナーで火力が強く五徳不要のカタディンストーブ、とにかく軽いトリニティワン、この4つは個性的で魅力があると思います。(大きさの比較は、以下の写真のとおりです。)


左上:トランギア、右上:カタディンストーブ
左下:EVERNEW EBY254、右下:トリニティワン

これらとクッカーとの組み合わせも色々研究中ですので、また別の機会にご紹介します。


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