2011年6月16日木曜日

装備について1(マットレス)

装備について、これから数回のブログにて、アイテム別に記していきたいと思います。


まず最初に、何のための装備か。


ここでは、平地での歩きの旅、自転車の旅、オートバイの旅、軽登山・・・といったところについての装備です。私自身、登山経験が無いので、登山に関する情報は、今後少しずつ、経験をつみながら加筆していきたいと思います。


テント泊をする場合、快眠を得るために
揃えておきたいものにマットレスがあります。マットレスには、大きく分けて以下の3タイプがあります。


1.エアーで膨らますタイプ
2.ウレタンとエアーで膨らますタイプ
3.ウレタンのみのタイプ


2のタイプは、エアーを吹き込むバルブを備えており、収納時は中のエアーを押し出した状態でバルブを締めるのでコンパクトになります。使用する際には、バルブを緩めるとウレタンの反撥もあいまって、自動でエアーが入り、ある程度は復元するので、息を吹き込む量は少なくてすみます。


それぞれに特徴がありますが、項目ごとに、順位を示すと・・・
快適さ  2>1>3(好みの問題もあるかも。)
軽さ   1>2>3(メーカーにより異なる。)
収納性 1>2>3
耐久性 3>2>1


メーカーは、ラインナップが豊富なことから、カスケードデザインと、モンベルが良いのではないでしょうか。


特にカスケードデザインのサーマレストProLite(2のタイプ)とサーマレストリッジレスト(3のタイプ)の2種は、信頼できます。リッジレストは、3のタイプにしては、1と2のタイプを凌ぐほどに軽いのが特徴で、ホームセンターなどにある、重くて、薄っぺらのウレタンにアルミを貼っただけのマットレスとは、一線を画します。リッジレストの兄弟みたいなものでZ-Liteというのもあり、最近ではそちらの方が人気があるかもしれません。


私が愛用しているのものもサーマレストで、15年ほど前に、ウルトラライト3/4というモデルを使用しておりました。徒歩の旅や、オートバイのツーリングでたくさん使用したのと、20代に、4年間程一人暮らしをしていましたが、その間、布団を持たず、このマットレスで寝ていました。家の中でもキャンプをしているという状態・・・。


3/4というのは、長さをあらわしており、全身タイプではなく、頭から尻の辺りまでの長さ(約120cm)
のものです。現在カスケードデザインでは、3/4という表記をしておりませんが、スモールが同等品になります。私のウルトラライト3/4は、3月の震災以降、久々にあけてみたら、内部のウレタン部分の接着が剥離していました。エアーを使うタイプなので、いつかは使えなくなるので仕方ありませんが、40日の徒歩と、4年間の一人暮らしで使った事を考えると、耐久性は折り紙つきといえるでしょう。その後、2代目サーマレストとして、ProLite(スモール)を購入しました。ウルトラライトが480gだったのに対して、ProLiteは310gと非常に軽くなっており、改めて、時代の変化、技術の進歩を感じたのでした。


荷物を背負って歩く旅や、登山に使用するマットレスは、携帯性から全身タイプ(180cm程度)では無く、120cm程度のものを選ぶことにしています。ProLiteが一番ですが、最近は、モンベルのエアータイプのマットレスも購入しました。これには、90cmという小さなサイズがラインアップされていますが、同じくエアータイプの枕と接続できるようになっております。この組み合わせは、携帯性に優れており、使用時の長さも90cm+枕で、120cmタイプのマットレスと大差無いです。小型のバックで旅する時には有利です。

収納時。左から、
U.L.コンフォートシステムピロー (mont-bell) 90g※
U.L.コンフォートシステムエアパッド90 (mont-bell) 285g※
THERMAREST ProLite スモール (Cascade Designs) 327g※
RedgeRest  レギュラー(Cascade Designs) 365g
※ケース込みの重量

広げたところ。
左は、モンベルの90cmのマットレスと枕を連結させたところ。
中央は、サーマレストProLiteスモール。
右は、リッジレストのレギュラー。


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