1995年は、夏に新宿から大間岬まで900km歩き、秋には上海から中国を西へ、カラコルムハイウェイを抜けてパキスタンへ、その後、インド亜大陸の国々や、東南アジアをまわって、1996年の春まで7ヶ月以上旅をしました。
旅から帰ってきてからもまだ飽き足らず、今度は250ccのオートバイで北海道へツーリングに出掛けることにしました。この時は、ミャンマーで出会ったイギリス人とオーストラリア人の旅人(青森在住)をたずねるために、青森県の五所川原を訪れたりもしました。
北海道に入ってからは、大沼、富良野、羅臼という当時の3大無料キャンプ場や、各地のライダーハウスを拠点に旅をしましたが、中でも富良野の鳥沼キャンプ場は、特にディープな雰囲気があり思い入れがあります。新参者には、入りにくい雰囲気があるのですが、何とか先住の方々と打ち解けあって、農作業のアルバイトなどをしながら、数週間滞在しました。
北海道を旅するライダーの中には、秋までには道東へ移動をし、そこで昆布や鮭の漁の仕事をして、冬の前までには、沖縄方面に進む人が多くいるようでした。沖縄ではタバコの収穫などの仕事をして、1年の多くを旅に費やすそうです。
このツーリングで出会った日本各地の方々とは、その後も本州でキャンプの企画をしたりして、何度か交流していました。
※2011年現在、北海道のキャンプ場の状況は、1996年当時と大きく変わっていると思います。少なくとも鳥沼キャンプ場は何年か前に閉鎖したという情報を目にします。
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