2011年6月12日日曜日

初の登山(6月の雲取山)

七ツ石山方面を振り返って

5月末、何故か急に登山をしたいと思うようになり、東京都の最高峰、雲取山への登山を計画しました。思ったその週の週末に出発するという突飛な計画でした。


その話をTwitterでつぶやいたら、友人も参加したい、という返事が来て、是非…ということになりました。しかし、よくよく聞いているうちに、友人は山登りの装備の一切を持っていないことがわかりました。


土曜の早朝に出発する計画で、友人の参加が正式に(?)決まったのが、水曜の夜・・・という状況。こちらはさいたま市、むこうは東京都北区なので、決して遠くはないのですが、平日はお互い仕事ということもあり、事前に道具を貸したり、打ち合わせをしたりという時間はありませんでした。


それでも私の装備の数々は、今まで登山に使っていなかっただけで、すべてが登山用品。二人分の装備を用意することは難しくなかったので、短い期間ながら(私だけが)念入りに準備と計画をしました。


お互い初心者であることと、梅雨入り後であったため、不安定な天気が続いていたことが不安材料でした。会う人皆から『高尾山あたりから始めれば…』と、言われた事も不安を誘っていたかもしれません。


6月4日土曜日の朝6時に、さいたま市で友人と待ち合わせをして、JR奥多摩駅を目指しました。奥多摩駅からはバスに乗って、所要40分弱の鴨沢というところまで行きました。


土曜の早朝、奥多摩へ向かう列車(武蔵野線、中央線、青梅線)のすべてで、老若男女のハイカーがたくさんいたことには驚きました。奥多摩駅から鴨沢に向かうバスも臨時便が出るほどの超満員。


鴨沢は雲取山の登山口としては人気がある場所のようでした。最初は民家の合間を縫った急な坂道を抜けます。民家を抜けて車道に合流した後、左脇に未舗装の登山道が現れて、いよいよそこから登山を開始するわけです。


天気は今までの梅雨空が嘘のように晴天だったため、雨に対する不安はほとんど無くなりました。しかし登り始めの民家を抜ける坂道の段階で早くも絶望感を覚えました。とにかく勾配が急。これが5時間も続くのであれば、絶対に無理だ…という気持ちになり、もしもその時、友人か私のどちらかが、『やはり止めにしよう』と言えば、異論を口にしなかったはずです。それほどに最初から心が折れてしまっていたのでした。


それ以降、心と体力に余裕を持てないまま登り続けましたが、日の長いこの時期のわりに、夕方になってもなかなか頂上に近づけず、奥多摩小屋というところでテント泊をして、翌日下山したのでした。


使用した装備一覧はこちら。


初心者なりにがんばったのですが、やはり頂上に立ちたくなりますね。近いうちに絶対リベンジしよう。(翌月再挑戦しました。)



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